外科

当院では、粉瘤(アテローム)の外科手術に対応しております。R5年3月現在、手術の受付は休止しております。
その他、外来では切り傷、刺し傷、擦り傷などの外傷一般の処置や縫合術や、やけど、ひょうそう、おできなどの処置も行っております。

粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム)粉瘤はアテロームともよばれ、良性腫瘍の一種が皮膚にできます。袋状の嚢胞(のうほう)が皮膚の下にできてしまい古い角質や皮脂がたまっていくものです。まれに炎症や感染を引き起こすことがあります。特に夏場に発症することが多いです。
顔、首、背中、耳、指先など体のどこにでもできます。自己判断で、粉瘤をつぶしてしまうと炎症を繰り返し大きさが増していきます。炎症による痛みも出て、大きすぎると治療後も痕が残ってしまいます。そのため、粉瘤に気づいたら専門医を受診しましょう。

粉瘤の治療

粉瘤の大きさにより治療法は異なります。粉瘤に感染・炎症が強い場合は、局所麻酔をして皮膚を切開して膿を出します。大きな粉瘤や感染がない場合は、摘出術を行ないます。のう胞壁を丸ごと一塊に除去する事により再発はほとんどありません。

外科手術後のケア

術後は抗生剤と痛み止めを内服して傷口を清潔に保つようにしましょう。
再発を繰り返しやすいので、治療後も経過観察のための通院が必要です。

費用

粉瘤の手術には健康保険が適用されます。 R5年3月現在、手術の受付は休止しております。

3割負担 4,000~10,000円

巻き爪

巻き爪爪が皮膚に食い込んでいる巻き爪は炎症を起こしたり歩けないほど痛みを生じるため、なるべく早めに治療を行いましょう。深爪や靴のサイズがあっていないため深爪になるケースが多いです。特にハイヒールなどでサイズの合わないものを履いていると足先に負担がかかり発症しやすくなります。放置していても治るものではありません。出血したり、膿がたまってしまい歩行が困難になることもあります。巻き爪に気が付いたら適切な治療を受けましょう。

巻き爪の治療

巻き爪の治療抗生剤、鎮痛消炎剤、抗生剤入り外用薬が治療の基本です。加えてテーピング法というご自分でもできる処置を指導いたしますので、これらで8割の方は生活に支障なくなる程に改善します。また重症な方には、チュービング法などの処置を行うこともあります。
しかし、再発を繰り返す方、爪の弯曲が高度な方は、以下の外科的手術を行なう必要もあるため、近隣の専門医にご紹介することもあります。

初期の巻き爪の場合はワイヤーを使用して爪の形を矯正する方法もありますが、治療期間が長期にわたり再発率も高いです。そのため重症の巻き爪などは手術で爪の端を切り腫瘍をきれいに切除する治療法もあります。

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